2025年02月18日
「春を待つ」

世の中は値上げ物価高で暖をとる為の灯油代もばかにならず、春を待ちわびる気持ちひとしおです。
屋外も懐(ふところ)も寒い季節ですが、合間、あいまで、家で家族とすごす団らんも気持ちのリフレッシュになっています。
先日、子供とインターネットの漢字の読み当てクイズ(TV番組のネプリーグの漢字書きゲームの逆)をして楽しみました。
むずかしいレベルの中に「口に族(嗾)と書いて(けしかける)」と読むとの事。
意味は「相手をその気にさせるように促して自分の思い通りに行動させる事」とあります。
その読み方を知らず、子供の前で、恥ずかしいやら、うまく出来た当て字のこじつけのようで感心するやらでした。
もう一つ「前兆を〇〇2文字で読む」問題があり、(ぜんちょう)5文字しか思い浮かばずゲームオーバーとなりました。
答え合わせでは前兆(さが)と読むとのことでした。こちらは???とこじつけも閃かず気にかかりました。
その後、一人になって何気なく前兆(さが)、サガ、佐賀、性、と考えている内に合気道開祖 植芝盛平翁 語録
「合気神髄」の中に、性(さが)という言葉はあったと思い調べてみました。その123頁の文では、
「合気の道を究めるには、まず真空の気と、空の気を性(さが)と技に結び合わせ、喰い入りながら
技の上に科学をもって、練磨するのが修行の順序であります。」とあります。
意味はむずかしすぎてわかりませんが、性(さが)の部分だけ抜き出してみると
①「真空の気≒性(さが)⇒前兆(さが、ぜんちょう)」
②「空の気≒技(わざ)※「空の気は物の気であります。」合気神髄67頁
①と②を合わせると、「前兆(ぜんちょう)と技(わざ)を結びあわせる」ことが合気の道を究める修行には必要なのではないか。
と不完全な暗号解読のようですが、自分なりには、「当て字」の読み替えもたまには良いではないかと思えて来ました。
春を待つ冬の寒い最中ですが、外に出る事がおっくうになる分、机上の探求も楽しいと思えた昨日でした。
都島道場 博道館
束元
<早水道場稽古 2025年2月稽古予定>
場所①:都城合気道錬成会 都島道場 博道館
場所②:早水公園体育文化センター(1) 多目的(2)武道場 畳
稽古日:金曜日②-(2) 7日、①14日、21日、28日
各道場会員の出稽古も歓迎、奮ってご参加下さい。
Posted by 都城合気道錬成会道友 at 05:58│Comments(0)