2012年11月25日

「紅葉」


道場に植えてある紅葉(もみじ)も赤く色づいて見ごろを
迎えています。
本会の会員のみなさんが、それぞれの思いを胸に稽古に
励まれている姿が重なって見え、熱く、赤く、
また清々しく感じます。
今週はおさらい演武会に向けての準備に入っており、
朝の部から、昼、夜の部、少年部まで、1年間稽古した
おさらいと、演武内容の組み立てが始まっています。
チェックポイントは、「技の流れ、過程と要素」
過程では、出会い、捌き、攻め、入り身、処理
要素として、三角、マル、四角、連動、均等、不滞、不遅、2対1
自らの技をチェックするとき、あるいは人の技をチェック
するとき、教えたり、学んだりする時の有用なチェックリスト
を活用して、稽古されたら良いと思います。
12月9日(日曜)のおさらい演武会まで残すところ2週間。
愉快に稽古して参りましょう。

道場長代行 束元


  


Posted by 都城合気道錬成会道友 at 03:53Comments(0)

2012年11月18日

「海老好き」


父が孫を喜ばせようと連れて行ってくれた
志布志大黒イルカランド。
イルカのショーの前に、見学した水槽に
立派な海老がいたので、カメラに収めました。
海そだちの私は、子供の頃から、海老の姿が
なぜか、かっこよく思われ、今でも料理屋の
水槽に海老がいるとつい眺めてしまいます。
食べるほうは、伊勢海老(写真は父の話では
青海老といっていました)も好きですが、
ひっそりと画像左下にいる団扇(ウチワ)海老のフライ
もおいしく、好物で思い出の味です
インターネットで調べた、海老がおめでたい理由
の一説では、「腰が曲がるまで生きると解釈される
ことが多いが、海老は生きている限り殻を脱ぎつづけ、
脱がなくなった時に命が尽きる。
つまり海老は常に新鮮で柔軟である。だから芽出度い。」
とありました。自分においては、海老のように成長して
行きたいものと思い、父には腰は曲がらずに、長生きして
孫の成長を見守ってもらえたらと願います。
道場長代行 束元

  


Posted by 都城合気道錬成会道友 at 21:29Comments(0)

2012年11月11日

「和して一」


年末のおさらい演武会を12月9日(日)にひかえ、
会員の皆様も稽古、おさらいに余念がない事と思います。
昨日の土曜日稽古、少年部は一技づつ、注意点の確認
体捌きなど交えながら、おさらい会の準備に入っています。
一般の部では、姿勢、視線を意識した体捌き、気形の確認
護身の形、特にⅠとⅡ、ⅢとⅣの出会いから、取りと受け
のチェックをしながらの稽古となりました。
おさらい演武会まで、残すところ1ヶ月となりました。
自分の成長を確認する上でも、また稽古仲間の良い点
を取り入れて、さらに上達する上でも絶好の機会となります。
競わず、気持ちよく取り組まれたらと思います。

稽古の帰り、好きな古書店に寄り、購入した本
(安岡正篤「こころ」に書き写す言葉」三笠書房)
の中で、『和して一』-敵のない人- が心に残った。
我があるから敵があり、我がなければ敵はない。
敵とは陰陽水火のようなもので形あるものには
必ず相対するものがある。
しかし、我が心に形がなければ対立するものはない。
従って、争うものがないから敵もない。
心の形を瞬間でも忘れた静かな時が和して一なのである。
道場長代行 束元
  


Posted by 都城合気道錬成会道友 at 07:41Comments(0)

2012年11月04日

「遺構探訪」


実家の近く、油津港奥、山に向かって石段が
あり、以前より気になっていた。
石段手前に小さな空き地があり、父と娘、家内
とでボール遊びした帰り道、
私が石段の写真を取っていると、父から
「今は草で覆われているが、ここの上には鳥居が
あったな。昔は石坂屋という大きな屋敷があった。」
「戦没者の供養碑もあったな。」
話はそこで途切れたが、もっと昔の話を聞きたいと
思い、里帰りの楽しみが増えた。
手元に油津についての本が1冊、積読(つんどく)
状態にある。「油津ー海と光と風とー」
日南市産業活性化協議会 編
拾い読みしてみると、面白かった。
黒船来航のおり、砲台を築く工事中に
「古墳」が発見され、「画文帯神獣鏡」が出土
現在、東京国立博物館に保管されているとの事。
現在は、高台の駐車場になっているところと思う。
すぐ隣にお寺があり、縁あって、小学生の頃、
勉強を習いに毎週かよっていた場所。
「古代史」についての興味があるのはその縁か。
太平洋戦争時、特攻回天の基地となり
終戦間近、米軍機の爆撃を受けたようである。
父は、当時は幼児で幸いにも何とか戦火を潜り抜けた
話を、伯父、伯母から以前聞いた事がある。
海路の要衝としての華やかな歴史、悲しい歴史もある地
もっと学びたい。
道場長代行 束元


  


Posted by 都城合気道錬成会道友 at 06:58Comments(0)