2024年08月11日

「念をつよく持つ」

先週は宮崎県で強い地震があり、出身地の日南市で震度6。昨日、家族宅を訪問し、今までに経験のない揺れの状況を聞きました。
被害にあわれた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。都城でも震度5の地震があり、大きな揺れに大変ビックリしました。
道場では、壁に置いた武具が少し落ちた程度で被害は少なかったですが、
今後も地震への注意が必要との事ですので、気をつけて行きたいと思います。

話は変わりますが、先日、子どもの部活の卓球の試合を応援に行った時の事。
チームメイトの試合でしたが、シーソーゲームで一進一退。
精神と魂の戦いとでも感じるような緊張感のある
好ゲームでした。
粘りに粘った子供側のチームメイトが勝ちをおさめました。
奮闘勝利に感動致しました。

感じた事は、いかにミスを少なくするかが勝敗を別けるという事。
その為に必要な事を三つ程、考えてみました。

一つ目は、相手の攻めを適切に処理するパターンを出来るだけ多くインプットする。
最善に判断、対処する精神と、体力や技を磨いて、身魂、強くなれれば理想的と思います。
その為にも稽古の量を多く保ちながら、質(精度)を向上させる。量を質に転化する考え方は大切と思いました。

二つ目は、身に付けた判断力、技を活かすためには、平常心を保つ事も大事と感じました。
脳波が乱れると、通常できている判断に乱れ、遅れが生じて、
それによって、適切に対応出来る確率が下がると思いました。
又は反応が遅れ、タイミングがズレて、いつも出来ている技を失敗する。

三つ目は、勝利の念を強く持つ。
勝つという言葉、結果だけを強く望むというよりも、一進一退の場で、活路をみいだし、突破する思いの力。
無心の負けん気、粘り強さ、その想いの強さ、容量の大きさが、対象への圧を増し、最後の最後には、間隙をぬって貫き通す武の力となり、勝利・達成につながるように思います。

自らの大まかな稽古の指針としては、稽古量を増やす、精度を上げる、平常心を保つ、勝利・達成の念を持続する。
上記を心にとめて、お盆休み明けの稽古に活かして参りたいと思います。

合気道開祖 植芝盛平語録「合気神髄」の巻末にある「道歌」の中で最近気になった一首、

「武とはいえ声もすがたも影もなし神に聞かれて答うすべなし」

都島道場 博道館
束元

<都島道場稽古 暑中稽古>
2024年7月16日(火)~8月20日(火)

<早水道場稽古 2024年8月稽古予定>
場所①:都城合気道錬成会 都島道場 博道館
場所②:早水公園体育文化センター(1) 多目的(2)武道場 畳
稽古日:金曜日①2日、9日、16日、23日、30日
※30日、園田先生が出席されます。
各道場会員の出稽古も歓迎、奮ってご参加下さい。



Posted by 都城合気道錬成会道友 at 07:55│Comments(0)
 
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