2024年04月21日

「清くことふる」

先日の夜、家に帰った時の事、玄関に入ってフッと、「靴がバラバラで並んでいない」と感じました。
キレイに並べてみると、ひと世帯でも、一人2足は靴があり、整列されると、玄関は、とても清々しく見えました。
その夜寝て、朝起きた時には、昨夜靴を整列させた事などすっかり忘れていましたが、寝起きに、何気なく横切った玄関の廊下でハッとしました。
整列された靴が目に入った瞬間、自分の気持ちがスッと整えられた不思議な感じがしました。
ゆるんだ精神を自然に整える効果。整列するという、誰にでも、何にでも出来る単純な行動が、精神を整え、気持ちを落ち着かせる事に役立つように感じました。

昨日土曜日の、午前一般の稽古おわりに、参加者とお話しをしていて、家の断捨離の話題から、
道場では必要な物しかなく、整えられていて、いつも清々しい気持ちになるとの感想を聞かせて頂きました。
図らずもこの話題となり、整列された「場」の力を感じて、そのような場を維持して頂いている皆様へ感謝することを思いました。

道場の屋根全体をプレートで覆う工事が行われて、スレート屋根の構造上から起こる、若干の雨漏りが完全になくなりました。
管理、環境の整備を頂いている春子奥様に心より感謝申し上げます。
また、木曜稽古後は、道場のロッカーをはじめ、道場内、トイレ、道場横小路など、拭き掃除、掃き掃除されていて清々しく感じます。
橋口先生が当日稽古を担当されていることから、いつも清掃、環境を整えて頂いており、感謝申し上げます。
先日の金曜、早朝稽古の際も、新しく、少年部の簡易的な杖(じょう)の置き場所が整えてある事に気づいて感動いたしました。

宮田さんには、道場駐車場の草刈りを献身的にして頂いており、頭が下がります。誠にありがとうございます。
誰かにして頂いて、感銘を受けたことは、自分の行動による感謝として、少しづつでも、する側に移行できたらと思いました。

何はともあれ、このような、合気道を行く同志が集う場、「錬成会の道場」を創って下さいました、黒木先生と春子奥様に感謝しつつ皆で守り育てて参りましょう。

合気道開祖 植芝盛平語録「合気神髄」の巻末にある「道歌」の中で最近気になった一首、

「山水にあたりて立たぬ岩声こそ清くことふる人もなければ」

都島道場 博道館
束元

<早水道場稽古 2024年4月稽古予定>
場所①:都城合気道錬成会 都島道場 博道館
場所②:早水公園体育文化センター 多目的

稽古日:金曜日①12日、26日日②5日、19日
各道場会員の出稽古も歓迎、奮ってご参加下さい。


【2024年5月 催事案内】
都城合気道錬成会 演武大会・審査会
日時:2024年5月26日(日) 9:00~12:00
会場:都城高専(都城工業高等専門学校)決定 
※翌週6月1日(土)少年部を含む懇親会を開催いたします。奮ってご参加下さい。




Posted by 都城合気道錬成会道友 at 07:27│Comments(0)
 
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