2024年03月10日

「星(ほし)」

先日、漫画家の鳥山明さんの訃報があり、こころより哀悼の意をささげたいと思います。
子供から青年期は、漫画が好きでよく読んでいました。少年の日に触れた、初期の作品、「ドクタースランプ アラレちゃん」はおもしろいと同時にイラストのすばらしさに圧倒されて何度も、何度も真似して描いた記憶があります。
代表作のドラゴンボールでは、少年ジャンプの連載は毎週かかさず読んでいました。友達と回し読みした楽しい思い出や、沢山の勇気と希望をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ドラゴンボールの物語の中で「仙豆(せんず)」というパワーアップアイテムが出て来ます。生命の危機に食べると回復する。窮地に陥っては進化して新しい能力を獲得する。
中国古典の易経に「易は窮(きゅう)すれば則(すなわ)ち変じ、変ずれば則ち通ず、通ずれば則ち久し」という言葉があります。
「行き詰ると変化が生じ、変化が解決への道を造り、通じた道は久しく続く」という意味なのだそうです。願い続けること、働きかけること、生み出す意志で、道も開け、見えてくるような気持になります。
難しいことはさておき、鳥山明さんの作品には、作画、ストーリーともに、なにを言うでもなく、「楽しんで、ユーモアを忘れずに、元気でがんばれば大丈夫だ」、とおおらかに言って頂いているような気が致します。
誰かの不安や緊張を和らげて、何かの希望の光りを与えられる事が、人のあたたかさ、やさしさ、優れた人格の現れであり、影響を受けた後進が、また新たな希望を生み出す光で、星と輝く世であればうれしい思います。

合気道開祖 植芝盛平語録「合気神髄」の巻末にある「道歌」の中で最近気になった一首、

「みちたりし神の栄えの大宇宙二度の岩戸は天の浮橋」

都島道場 博道館
束元

<早水道場稽古 2024年3月稽古予定>
場所①:都城合気道錬成会 都島道場 博道館
場所②:早水公園体育文化センター 多目的

稽古日:金曜日①8日、22日、29日②1日、15日
各道場会員の出稽古も歓迎、奮ってご参加下さい。

【2024年5月 催事案内】
都城合気道錬成会 演武大会・審査会
日時:2024年5月26日(日) 9:00~12:00
会場:未定 
※翌週6月1日(土)少年部を含む懇親会を開催いたします。奮ってご参加下さい。




Posted by 都城合気道錬成会道友 at 08:53│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「星(ほし)」
    コメント(0)