2012年11月04日

「遺構探訪」

「遺構探訪」
実家の近く、油津港奥、山に向かって石段が
あり、以前より気になっていた。
石段手前に小さな空き地があり、父と娘、家内
とでボール遊びした帰り道、
私が石段の写真を取っていると、父から
「今は草で覆われているが、ここの上には鳥居が
あったな。昔は石坂屋という大きな屋敷があった。」
「戦没者の供養碑もあったな。」
話はそこで途切れたが、もっと昔の話を聞きたいと
思い、里帰りの楽しみが増えた。
手元に油津についての本が1冊、積読(つんどく)
状態にある。「油津ー海と光と風とー」
日南市産業活性化協議会 編
拾い読みしてみると、面白かった。
黒船来航のおり、砲台を築く工事中に
「古墳」が発見され、「画文帯神獣鏡」が出土
現在、東京国立博物館に保管されているとの事。
現在は、高台の駐車場になっているところと思う。
すぐ隣にお寺があり、縁あって、小学生の頃、
勉強を習いに毎週かよっていた場所。
「古代史」についての興味があるのはその縁か。
太平洋戦争時、特攻回天の基地となり
終戦間近、米軍機の爆撃を受けたようである。
父は、当時は幼児で幸いにも何とか戦火を潜り抜けた
話を、伯父、伯母から以前聞いた事がある。
海路の要衝としての華やかな歴史、悲しい歴史もある地
もっと学びたい。
道場長代行 束元





Posted by 都城合気道錬成会道友 at 06:58│Comments(0)
 
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