2018年03月11日

「芽吹く」

少年部の稽古終わりに色々な話をします。師や先輩に教えて頂いた事を、心に響くように伝えて行きたいと思っています。
話す内容はその時々で違いますが、これを話そうと考えていたものと違う話をすることが多くあります。
稽古の状況、、参加メンバーの様子、天気、季節、顔色、などなど、機に応じて、はじめの考えにとらわれず、思いついた事を話すように心がけています。
「ピン」と来た顔、「伝わったかな」といような顔、下向き、横向きの顔、通信はなかなか難しいなといつも思います。言葉を少なく、飲み込みやすく、如何にして伝えるか、心の技も稽古して行きたいと思います。
日々成長する少年部の稽古生たち、この春に「目に光り」がともって、心機一転の気持ちが伝わって来る者もあります。動きにもメリハリがあり、いつもと様子が違います。年齢を重ね、稽古年数を重ねて、変わる。
私達も喜びを感じる瞬間です。1回1回の稽古を充実させて、芽吹きを待つ。工夫をしながら、稽古生がより成長できるように整えて行きたいと思います。

都島道場 博道館
束元
  


Posted by 都城合気道錬成会道友 at 05:57Comments(0)