2013年07月07日

「流した汗」


土曜日、早朝の稽古から「汗」がにじみ始め、
少年部、一般の部とつづく稽古では、日が高く
なるにつれて「汗」の量も多くなり、暑い夏に向かって
いる事を感じながらの稽古となりました。
温度があがる道場の中で、今回は2名の方が「見取り稽古」をされ、ともに「汗」を流されていました。

錬成会通信 而今 No95(2007年12月)の鍛錬覚書に
「見取り稽古について」の記述がありますので下記、割愛
してご紹介致します。

「傍目八目という言葉がありますが「渦中にいない分だけ良く
みえる」という、願ってもないチャンスを持つことは、身体を
駆使してやる稽古と同等の稽古となる可能性があります。
長所・欠点が良く見え、自分に置き換える作業が必然的にできやがてそれは自らの反省となり、自分の技の改良となるはずです。
何はともあれ、初心者レベル・有段者レベル問わず、見取り稽古を
薦めます。」

稽古を続けて行くなかでは、様々な事情から身体を使った稽古が
出来ない時があります。そんな時は「見取り稽古」の機会と捕らえて
稽古に参加頂けたらと思います。
形の如何を問わず、流した汗はかならず結果として身に残ると思います。

都島道場 博道館
束元
  


Posted by 都城合気道錬成会道友 at 05:39Comments(0)