2012年07月30日

会長の言葉 (宮崎県合気道連盟会長 野中日文)

勝敗の道を知る者は、必ずまた畏侮の権を知る。
政治色が濃いといわれる、戦国期の支那の戦略家尉繚子の言葉です。「勝敗の道を知る者」とは戦略家のこと。畏侮の権を知るとは、人はどんな時に畏れられ、またどんな時にみくびられるのかという人情の機微を知っていること。勝敗の道とは勝負の道。つまり武道。
これでハッキリするでしょう。オリンピックで金メダルをとっても、市民たちから「トレーナーを着たゴリラ」といわれているようでは論外。文武両道。武道を学んでいながら音楽がわからん、書がわからん、漢字が読めない、『孫子』と聞いただけで首をすくめるようではダメ。そんな人間が武道を学んでも兵隊さん(他人の道具)。しっかり頼みますよ。
  


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2012年07月30日

昇段審査

先週土曜日、宮崎研修において都城錬成会会員三名の昇段審査が行われ
小嶋、雀ヶ野、宮田各会員無事合格致しました、おめでとうございます。
小嶋利保会員は6歳から合気道発心し本年10年目のキャリアです、現在15歳ですが80名の都城錬成会員の中で10番目の古参です。
研修、審査では小生が相手を取らせてもらいましたが、柔らかさの中にキレのある動きは有段者すら見本としたい程、自身良い稽古になりました。
彼女が小学低学年時に亡き黒木先生の指導時間、いつも泣きながら稽古していたことを思い出しながら胸の熱くなる時間でした。
黒木師、この成長と昇段を一番喜んで下されていると思います、合格の報告を聞いた先生の顔が目に浮かびます。
三名には後進達の良き目標として今後一層の精進を願います、特に小嶋、雀ヶ野両名は少年部の子供達の良き先輩としてよろしくお願いします。


錬成会理事長
山之口道場長
園田  


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